ぴゅあ ぶるー×Deep blue
葉書のようなものを、渡される。

受け取って降りようとする背中に、

「あなたを選んだ理由、もうひとつあるの。・・・後で、鏡、見るといいわ」

車を降りて、振り返る。

「頼んだわよ」

言い残して、カイリは走り去る。

何でかな。

まるで、悪いことをして、急いで逃げていくみたいに感じた。

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