ぴゅあ ぶるー×Deep blue
あたしの頭は真っ白だったけれど、口はその名前を記憶していた。
「シオウ、だ。いいね?」
ニッコリ笑う。
・・・かわいい。
さっきの『青の洞窟』の碧が、瞬間的に凍り付いて、心に刺さった気がした。
「キミは、スイ。18歳。でも、20歳ってことにして」
あたしはうなづく。
「あと、オレから離れないで。帰れないだろ?オレも、ちゃんとカイリに引き渡
さないと、殺される」
そこの部分は笑わない。
半分本気で言ってるのかも知れない。
「・・・と、これ」
ポケットから、何かを引き出した。
「シオウ、だ。いいね?」
ニッコリ笑う。
・・・かわいい。
さっきの『青の洞窟』の碧が、瞬間的に凍り付いて、心に刺さった気がした。
「キミは、スイ。18歳。でも、20歳ってことにして」
あたしはうなづく。
「あと、オレから離れないで。帰れないだろ?オレも、ちゃんとカイリに引き渡
さないと、殺される」
そこの部分は笑わない。
半分本気で言ってるのかも知れない。
「・・・と、これ」
ポケットから、何かを引き出した。