ぴゅあ ぶるー×Deep blue
それから、あたしにぐって近づいた。

だから、・・・免疫が、ないんだって。

あたしの頭に血が昇る。

気持ち、シオウを避けるように、顔をそむけ、視線を逃がす。

どうしていいのかわからない。

少しでも、視線を戻すと、シオウの端正な顔がそこにある。

「イタッ」

耳が痛いものを感知した。

「あ、ごめん」

シオウはちょっと慌てて。

けれど、耳に触れると、

「・・・でも、このくらいじゃないと、ゆるくて落ちてしまう」

「じゃ、大丈夫。我慢する」
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