ぴゅあ ぶるー×Deep blue
「彼女が、今日のラスボスだから。後は、楽しんで帰って」

ラスボス?

ああ、今日の、一番の敵、だったのか。

「・・・でも、敵はいっぱいいそうだね」

「そう・・・かな」

シオウの視線が逃げる。

それから、あたしを見て笑う。

「そうだ。説明してなかったね。これ、オレの同級生の、結婚式の二次会なんだ。二次会には、必ずパートナーを連れて来い。彼女いなかったら、友達でも知り合いでも、無理やり連れて来いって趣旨なんだ」

「へえ」

「もしかすると、敵、けっこういるかもしれない・・・かな」

はあ。
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