ぴゅあ ぶるー×Deep blue
言って、わたわたと、自分の鞄から、コンパクトを取り出す。

「傷してる。誰かに引っかかれた?ほら、ここ」

言われたところを、開かれた鏡を覗き込んで見る。

わ。

すごい、可愛い子。

先ず、驚いた。

それから、コレが自分だって言うことに、もっと驚いた。

しっかりはっきり、くっきりメイク。

まあ、それは、場面上。あと、年齢をごまかす上で、仕方がない。

けど、

ダレ??

って感じだ。

やっぱりカイリは魔法を使ってた。

< 91 / 108 >

この作品をシェア

pagetop