恋を奏でて



でも、勇気のないあたしには無理。


もし会えたとしても、なんと声をかけていいかわからない。


また次のライブで会えるといいなぁ。


また亜由美に教えてもらおう。


そう思い、勝手に納得していると、


「こんばんは。」


暗闇の中で声がした。





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