恋を奏でて


「あ、亜由美ー!」


亜由美を発見し、あたしは駆け寄った。


「いたいた!どこ行ってたの?」

「あ、ちょっと話してた。」


圭太くんがいなくても、少し顔が赤くなったような気がした。


「誰と話してたの?」

「ライブで歌ってた人。」


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