恋を奏でて

*佐々木健人*



ーー翌朝


「ん…。」


眩しい光で目が覚めた。


窓からキラキラと朝陽が射し込む。


カーテン閉め忘れてたんだ。


なんて思いながらベッドの方を見た。


今、あたしのベッドでは見知らぬ男の人が寝ている。


昨日会ったばかりの彼は、ひどい熱で…


一応、病院に連絡しようかとも思ったけど、なんか追われてるみたいだったからやめておいた。


というか、こんな冷静でいいのか…あたし。


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