愛してんで
オカ『もぅ、何やねんな・・・ちゃんとオカンは確に・・・あっ!!』
どうやら、電話の向こうで確認したオカンが、不味そうな声を出した。
『かっ・・奏ちゃ~ん。お母さんなぁ、パンフ見ま「見間違えました、ちゃうやろっ!!早よ、何とかしろゃっ!!学校、変えろゃっ!!」
能天気なオカンに対して、奏の怒りは頂点に。
心配して駆け付けた隆太も、奏の怒りの剣幕に驚いて声を掛けれずにいた。
オカ『奏っ、ごめんなさい!!すぐに、転校の手続きなんて、取れへんで。お母さん達帰るまで、そこに居って。おばちゃんも居るし、安心やねん。校長先生には、お母さんから言うとくさかいに、ほなねっ!!』
プッ・・・
ツー ツー ツー