愛してんで


「「お待たせっ」」

目の前に出された料理は、とてもシンプルな天ぷら蕎麦。


奏「おそば…?」


臣「もうじき…」


臣が指を指した時計は、23時を回っていた。


平「食い終わったら、初詣に行こーな。」


もうすぐ終わる1年。騒がしいまま終わるのも、何だかとても愛しく感じた。


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