愛してんで

佳「奏、どっか行くの?」


佳康が、奏の頭から爪先まで眺めると聞いた。


奏「あぁ・・買い物。おばちゃんに頼まれてん。」


奏は、プゥと頬を膨らまし口を尖らせた。


隆綾佳大平《《拗ねてる・・・かわいぃ・・・》》


平「じゃぁ、俺が一緒に行くよ。スーパーも、何処にあるか分かんねーだろっ?」


平良が、得意気に前に乗り出した。


隆「じゃぁ、俺も行く。もちろん、荷物持ちって事で。」


ニカッと笑う、隆太。

奏「ほな、行こか。」


ちょっと照れ臭いのか、奏はまた帽子を目深に被り、寮を出て行った。


隆綾佳大平《《うっわぁ・・・耳、赤っ!!照れてる!!》》


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