愛してんで

パタパタ


おば「お帰り~。」


綾佳大「「「ただいま~」」」


玄関の騒がしさに気付いたおばちゃんが、奥から出て来た。


綾「おばちゃん、姪っ子さんに会ったよ。」


靴を脱ぎながら、綾は告げた。


おば「あっ、ほんま~。夕飯の時にでも、紹介しよ~思っとったんやけど、まぁ、えぇか。」

佳「コイツ、奏と同じクラス。しかも、前の席!!」


佳康は、大貴を指差しながら、意味ありげに笑う。



< 25 / 136 >

この作品をシェア

pagetop