愛してんで


奏「昂も、行くん・・・?」


奏は、また身を乗り出して昂を見た。


昂「俺っ・・・俺は、『あったりまえやろっ。俺等3人一心同体やねん。』


やって・・・ごめんなぁ・・・」


奏「そっかぁ・・・えぇ子、見つかるとえぇなぁ~」


奏は、少し寂しげな表情をして、笑った。


大《奏・・・》


大貴は、ふと初日に聞いたおばちゃんの言葉を思い出した。


【あの子、寂しがり屋やねん】




< 35 / 136 >

この作品をシェア

pagetop