愛してんで
ガチャッ


灰色の重たい扉を開くと、青空が広がる。


奏「うわぁ、めっちゃえぇ天気!!気持ちえぇなぁ~」


奏は、ん~と両手を上げ、背伸びする。


3人並んで座り、フェンスに寄り掛かる。


各々、買ってきた物を口へと運ぶ。


パンやおにぎりが無くなっていき、買ってきた物が入ってた袋の中には、ゴミが溜まっていく。


奏「フフフ・・」


隆「奏、どうした。」

平「その笑い方、怖っ!!」


奏「今日、うちにはデザートがあんねん。」

ニカッと笑う。


平「おっ!!マジで!!ってか、俺等もあるもんなっ。」


隆「なぁ~。」


奏「えぇやん、えぇやん。じゃぁ、せぇ~ので出すぅ?」


隆「おぅ!!」


平「いいよっ!!」



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