愛してんで
「「ただいまー!!」」
奏「おかえりー!!」
柚「奏っ!!大丈夫なんかっ?!」
平「心配したんだからなっ!!」
大「隆太なんて、泣きそうになってるし。」
隆「よかったぁ~。ハイッ、お土産のシュークリーム。」
綾「大丈夫か?」
佳「不安になったら、ちゃんと言えよ。」
臣「シュークリーム、みんなで食べよな。」
奏の出迎えに、照れ臭そうに答える。
奏の横をすり抜け、ダイニングルームへ向かう。
奏「…昂…」
昂「あんま心配させんなや。」
奏の頭をグシャグシャと撫でると、みんなの後を追って、ダイニングルームへ入る。
奏「……ありがとう……」
小さく奏は、呟いた。