愛は魔法を超えるかも☆
「つまり…」

「??」


「あんたが元凶ってことなのね!!



 戻しなさいよ、

 戻しなさいよ、


 あたしに凪斗を返しなさいよ!」


あたしは、水越大地に詰め寄った。


「それは無理。」

「なんでよ。」

「彼女は、この術を完成させるために、自分の命の一部と、

 彼の魂の一部を使って、君との恋愛の記憶を書き換えた。」


「私と凪斗との思い出を乗っ取ったってこと?

 そんなの絶対嫌!!

 お金?お金なら払うから、

 戻してよ、ひどい!」








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