愛は魔法を超えるかも☆
あたしの勢いに負けて、

「わかった、一ヶ月後、

 最低一ヶ月は待ってくれ、

 捻じ曲げた事実はすぐに戻そうとすると

 大変なことになる。」


「どうなるって言うのよ。」

「針金をこう捻るとする、それで反対に捻ると…」

ボロっと真ん中から欠け落ちた。

「まして人の心だ、彼の心がどうなってしまうか、

 考えてみてよ?」


「じゃあ、一ヶ月このまま黙って見てろってこと?」


「彼のことを考えたらね?

 愛する人の心壊しちゃまずいよね?」


「一ヶ月待てばいいの?」


「まあ、一ヶ月後もう一度来なよ、

 そしたら相談に乗らなくもない…ンゴッ!!。」


あたしのアッパーカットが決まった!


「偉そうに言ってんじゃないわよ。

 一ヶ月後また来るから待ってなさいよ!

 逃げたら殺すわよ!!覚悟しなさい!」


あたしは捨て台詞を残してあいつの店を後にした。

「凶暴な女~。」

あいつがそういったのをあたしは聞き逃すはずがない。

走って戻り、

ドロップキックをお見舞いしてやった。


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