愛は魔法を超えるかも☆
「あらら…諦めてなかったんだ。」


「諦めるかっつうの。

 目の前で突然恋人奪われたのよ?

 この一ヶ月、今日だけのために、

 生きてきたんだから。

 珠樹ったら、会社で交際宣言するわ、

 婚約発表するわ、やりたい放題だったのよ。

 あの分じゃHだってやりたい放題…」


 ってあたしなにこいつに言っちゃってんのよ////
 

「ふ~ん、それはまずいね。」


「まずいって?」


「記憶を書き換えた上に上書きされちゃったら、

 もうキミの記憶じゃなくなるじゃない、
 
 もし戻っても、キミの記憶の上に珠樹さんの記憶が付いてくるんだよ

 気持ち悪くない?

 Hのやり方も変わってるかもよ?」


「な、何が言いたいの?」///


「悪いこと言わない、諦めなよ、

 もう、人のものになっちゃったんだからさ。

 いひゃいーやめれーーーっ」

「どの口が言うの、誰のせいかわかってるんでしょうね!!」

あたしは、思いっきり口をツネってやった。

あたしをなめんなよ。

 





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