センセイと一緒【完】
「いいから、言うことを聞け」
「……柊ちゃん……」
「自分の胸元を見てみろ。襲われたいのか?」
柊史に言われ、ふと胸元を見てみると……
濡れたせいでシャツにブラが透けていた。
鈴菜はカッと頬を染めた。
もしや、ロビーで皆が驚いたように自分を見ていたのは……
…………。
……。
羞恥で卒倒しそうになった鈴菜の肩を、柊史がぐっと掴む。
「とりあえずオレの部屋に行くぞ。いいな?」
「……ハイ……」