センセイと一緒【完】
「革命っ?」
「ええっ!?」
円陣の中に悲鳴が飛び交う。
隣にいた和泉は驚愕の顔で鈴菜を見た。
「なに!? そんなカード持ってたの、鈴っ!?」
「……一応」
「おい、誰か革命返しできそうな奴はいるか!?」
「無理よっ、だってもう他の数字、全部出てるものっ」
「てことは終わるまで革命か!? マジで!?」
悲鳴が場を包む。
なんだか自分はとんでもないことをしてしまったらしい。
と、その時。
トイレに行っていた男子生徒が慌てた様子で部屋に入ってきた。
「おい、隣の隣の部屋に見回り来てるぞっ」
「ええっ!?」