甘い××の、その後に。 love you,baby☆
静かに抱き起こされたあたしのカラダは、ハル兄の上に重なった。
花びらが、ひらひらと落ちてくる。
甘え合う猫みたいにくっついた、あたしとハル兄の上に。
「……ハル兄」
「んー?」
「こうしてると、安心するね。だからあの日も眠っちゃったんだよね。こうやって重なって」
「ああ」
ハル兄が短く笑う。
「そう言えばそうだったな。今日も眠いか? なら寝てもいいぞ?」
「……ううん。眠くない」
優しく撫でおろされた頭を小さく振ってこたえた。