甘い××の、その後に。 love you,baby☆
ハル兄の後を追いかけて、キッチンに立ったのはいいけど。
「……丸見えだったんだっけ」
対面型のキッチンからは、リビングにいる3人の顔が普通に見えて。
仲良くていいわね~みたいな表情が、あたしとハル兄に向けられている。
……逃げたつもりが意味なし。
「なんか、恥ずかしいね……」
「まあな」
なんて、苦笑し合いながら料理開始。
やっぱり包丁は持たせてもらえないけど、一生懸命助手をするあたし。