甘い××の、その後に。 love you,baby☆
「……すみません。ありがとうございました」
「海は楽しいけど怖いから。もう絶対、一人で行動しないように」
「はい……ごめんなさい」
「ケガもしてないみたいだし、無事で良かった、ホントに」
そう言った先輩は、あたしの背中に腕を差し込んで、そっと身体を起こしてくれた。
「冷えるから宿舎に戻ろう。ちょっと休んで、夕飯しっかり食って、そうすればまた元気になるから」
ぽんぽん。
頭に置かれた手が優しい。