甘い××の、その後に。 love you,baby☆


そう言ったハル兄が取り出したのは、ライスペーパー。


どうやら、生春巻きを作ってくれるらしい。



「わーい! あたし、生春巻き好きー」


「オリジナルレシピだけどな」


「生ハル兄の作る、生春巻きだね。ぶっ」


「おもしろくねーぞ」



浮かれるあたしに呆れながらも、ハル兄クッキングは、流れるように進んでいく。



「眞緒、それとこれ、向こうに運んでおいて」


「はーい♪」


「落とすなよ」


「はーい♪」



あ~~、楽しいなー。


ウレシイなー。



好きな人がここにいてくれてるってだけで、すごくウレシイ。


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