甘い××の、その後に。 love you,baby☆
「今来てるのって……女の子……だよね?」
「うん」
ちらりと中に視線を送ると、
テーブルの横に座っていた女の子と目が合った。
ぺこりと頭を下げられて、つられておじぎを返す。
「どーする? 中で待ってるか?」
ハル兄に聞かれたけど。
「いや、いい。その辺で時間つぶすよ。勉強の邪魔しちゃ悪いし……」
とっさに答えた言葉は、ほとんど無意識だった。
メニュー