甘い××の、その後に。 love you,baby☆
「あのね、杏子、※○△×……」
「うそー! それってさ……▽×※○」
だいぶ酔ってきたおかーさんたちの語尾は、おかしなことになっている。
っていうか、
こんだけ酔っている姿を見るのは初めてなんですけど。
「おかーさん、めちゃくちゃテンションあがってるけど大丈夫かな……」
ぽつりと漏らしたあたしに、ハル兄が笑う。
「大丈夫じゃないだろうな」
「え?」
「ま、たまにはいいだろ。楽しそうだし」
「うん。そだね」
おかーさんにも、ストレス発散させてあげないと。
いつもいつも、あたしのために頑張ってくれてるんだもんね。