甘い××の、その後に。 love you,baby☆
「あれ? いない」
流川さんとハル兄は、もう玄関を出ているらしい。
サンダルを履いて扉を開けると、何やら話込んでいたふたりに見下ろされてドキッとする。
……こ、このふたり……ホントにカッコいい。
「ありがとな、あいつの腹、直してくれて」
「あ、いえいえ、唯衣さんの寝顔、カワイイんで癒されました」
「蹴っ飛ばされなかったか?」
ふっと笑う流川さん。