甘い××の、その後に。 love you,baby☆
「ま、とりあえず占ってもらってから帰ろっかな。イイ結果が出たらすごいよね。
そしたら遠慮なく今後も眞緒ちゃんにアタックするから。何度でも告白するよ、眞緒ちゃんを見習って」
「え?」
「次こそ、本当のキスが出来るように」
「あ、せ、先輩っ」
ハル兄の腕がぴくっと動いたのが分かって焦るあたし。
「じゃ、またね、眞緒ちゃん。誕生日、ホントにおめでと」
くすくす。
イタズラな笑顔で手を振った先輩は、もと来た道を戻っていった。