甘い××の、その後に。 love you,baby☆
「ふうっ……はぐっ」
もだえる顔を見て、オレは腹の底から笑った。
そして、
「……お前が幼なじみで良かった」
頭を抱え込んで、思い切り抱き締めた。
たぶん、そんなこともなかったら、出会ってなかったよな。
お袋とおばさんが親友同士で良かった。
お前のカテキョをやって良かった。
お前がオレに惚れてくれて良かった。
そういういくつもの偶然が重なって生まれたこの奇跡に、感謝したい。