甘い××の、その後に。 love you,baby☆
ふと気づくと、
白いシーツが思いのほか乱れていて。
昨夜の出来事が、ありありと頭の中に浮かんできた。
ハル兄の吐息……感触……声。
そういうものを思い出して、
込み上げてきた恥ずかしさや照れくささが、あたしの奥を、じゅん……とくすぐる。
背中に感じるハル兄の体温は、まだ規則正しく波を打っている。
はだけた胸元を隠すように毛布を引き上げたあたしは、
ハル兄を起こさないように、そっと寝がえりを打って体の向きを変えた。