甘い××の、その後に。 love you,baby☆


「こんなに早く……帰ってこないだろ。それに……ダメだ。……オレが止められない」


「……っ……」



熱い感情を悟られないように、あえて焦らすように唇を移動する。


オレの下で身をよじる眞緒の肌を、舌と指と目にしっかりと焼きつけながら、朝の甘い時間をゆっくりと味わった。



ふたりの息が整って、ベッドの上でしばらくまどろんでいると、



――ぐぅぅぅ~~~……



「……あ」


「……ふっ」


「お、お腹なっちゃった……」



眞緒らしいハプニングに失笑する。


まあ、夜からかなりの体力を使わせてるはずだから、


眞緒の腹の虫が騒ぐのは、健康的な証拠だ。

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