恋涙
目を覚ますと病室には誰もいなかった。
良かった、誰もいなくて。
色んなことを一人で考えたかった。
病室には友達の写真。
手に取って見ると、それは大学の友達。
だけど、大学生の自分を受け入れられない。
記憶はあるけど、高校生の自分が強すぎる。
落胆して窓辺に目をやると、そこにはカラフルなフレームに入ったもう一枚の写真があった。
明らかに特別な写真。
制服を着て、先生たちと写ってる写真。
私の隣には同じ高校の制服を着た女の子。
この子も覚えてない。
私の友達・・・?
一緒に写ってる先生たちの中にも分からない先生がいる。
これはいつ撮ったの・・・?
何で撮ったんだろう・・・?
誰が撮ってくれたんだろう・・・?
写ってるのは自分が知らない自分。
良かった、誰もいなくて。
色んなことを一人で考えたかった。
病室には友達の写真。
手に取って見ると、それは大学の友達。
だけど、大学生の自分を受け入れられない。
記憶はあるけど、高校生の自分が強すぎる。
落胆して窓辺に目をやると、そこにはカラフルなフレームに入ったもう一枚の写真があった。
明らかに特別な写真。
制服を着て、先生たちと写ってる写真。
私の隣には同じ高校の制服を着た女の子。
この子も覚えてない。
私の友達・・・?
一緒に写ってる先生たちの中にも分からない先生がいる。
これはいつ撮ったの・・・?
何で撮ったんだろう・・・?
誰が撮ってくれたんだろう・・・?
写ってるのは自分が知らない自分。