転入生な彼女
「ゲッ!ホスト・・・」
「・・・転入生を連れてきたから、今のは聞かなかったことにしてやる。もう時間だ、さっさと行け。チビ」
「うっ・・・お前が、規格外にデケェだけだろぉがっ!」
ホストが本職だと思われる先生は、ホストと呼ばれるのが嫌らしい
碧は背が小さいのが、コンプレックスなのか・・・
確かに、ヒールを履いたら抜かしてしまいそうだな
「いつか抜かすからなっ!」
碧は去っていく
「ホスト教師がぁっ!!」
捨て台詞を忘れずに
「・・・殺す」
「先生、生徒に向かってそれはないと思いますが」
「真面目ちゃんか?お前」
「そんな事ないと思いますけど?」
先生は、一度あたしを見るとそのまま歩きだした
ついて来いって、事?
まぁ、とりあえず後ろについて行く
「教室は4階にあっから」
「そうですか」
「クラスは、この前も言った通り3-4だ」
「わかってます」
「・・・教科書類は、HRの後に渡すからな」
「わかりました」
先生の言葉に答えていれば
先生の足が急に止まった