時を駆けた夏 ~また、君に恋をする~




何でーっ!? …あ。




そういえば、私…帰り水筒持った記憶が……ない!



うわ…教室に忘れてきたってことかよ~




「どうしたの? 夏」




立ち止まってため息をついていた私に、少し前にいる葉月が後ろを振り返って訊ねてきた。




…仕方がない…。







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