「愛」 -レンタル彼氏-【完結】
どこか行こうかとも思ったけど、結局部屋でだらだらしてたら一日が過ぎてしまっていた。
愛海へは返事をしていない。
大事な話なのだろうか。
でも、何があるんだろうか。
愛海と出会ったのは、どこだったけ。
会ったその日に関係を持ったのだけは覚えてる。
どこかのクラブだっただろうか。
そう、色々考えていると携帯が鳴った。
相手は愛海。
無言で震える携帯を持ちながら、俺はディスプレイを見つめる。
「………」
数回コールさせてから、俺は静かに通話ボタンを押した。
「…はい」
「あ。千里?」
「そうだけど、何?」
「メール見なかった?」
「ああ、見た」
「…そう、今から家に行っても大丈夫?」
「…これから?」
これからって何時だよ、今。
夜中だろ。
壁にかかってる時計に目をやると、22時を過ぎた所だ。
さすがにその時間に女一人は気が引けるだろうが。
愛海へは返事をしていない。
大事な話なのだろうか。
でも、何があるんだろうか。
愛海と出会ったのは、どこだったけ。
会ったその日に関係を持ったのだけは覚えてる。
どこかのクラブだっただろうか。
そう、色々考えていると携帯が鳴った。
相手は愛海。
無言で震える携帯を持ちながら、俺はディスプレイを見つめる。
「………」
数回コールさせてから、俺は静かに通話ボタンを押した。
「…はい」
「あ。千里?」
「そうだけど、何?」
「メール見なかった?」
「ああ、見た」
「…そう、今から家に行っても大丈夫?」
「…これから?」
これからって何時だよ、今。
夜中だろ。
壁にかかってる時計に目をやると、22時を過ぎた所だ。
さすがにその時間に女一人は気が引けるだろうが。