「愛」 -レンタル彼氏-【完結】
気付けば、夜中になっていて。
時計を見ると、深夜二時を回っていた。
寝たのか。
ああ、そう言えば白井さんに貰ったご飯食べてねえ。
隣に視線を移すと、愛はすやすやと寝息を立てていた。
そんな愛を起こさない様に、俺はベッドから抜け出すと台所へ向かう。
冷蔵庫に入っていた清涼飲料のペットボトルを取りだすと、開けてゴクゴクと勢いよく飲んだ。
テーブルの上に置きっぱなしにされた白井さんから貰ったタッパ。
玄関にもスーパーの袋が置きっぱなし。
袋を持ち上げて、俺は中からおにぎりなどを取り他は冷蔵庫に入れた。
愛海のデザートなども。
賞味期限切れたら…捨てればいいか。
とりあえず、何も食ってねえから腹減った。
箸と皿、それにおにぎりを持ってくると、俺はテーブルの前に座る。
それからタッパを開けた。
うまそうな煮魚と、煮物。
時間が経った事で、更に味が染みているだろう。
「ううん…千里?」
物音を立てたからか、目が覚めてしまった愛は目をこすりながら体を起こす。
そして、テーブルにある食べ物を見て感嘆の声を漏らした。
時計を見ると、深夜二時を回っていた。
寝たのか。
ああ、そう言えば白井さんに貰ったご飯食べてねえ。
隣に視線を移すと、愛はすやすやと寝息を立てていた。
そんな愛を起こさない様に、俺はベッドから抜け出すと台所へ向かう。
冷蔵庫に入っていた清涼飲料のペットボトルを取りだすと、開けてゴクゴクと勢いよく飲んだ。
テーブルの上に置きっぱなしにされた白井さんから貰ったタッパ。
玄関にもスーパーの袋が置きっぱなし。
袋を持ち上げて、俺は中からおにぎりなどを取り他は冷蔵庫に入れた。
愛海のデザートなども。
賞味期限切れたら…捨てればいいか。
とりあえず、何も食ってねえから腹減った。
箸と皿、それにおにぎりを持ってくると、俺はテーブルの前に座る。
それからタッパを開けた。
うまそうな煮魚と、煮物。
時間が経った事で、更に味が染みているだろう。
「ううん…千里?」
物音を立てたからか、目が覚めてしまった愛は目をこすりながら体を起こす。
そして、テーブルにある食べ物を見て感嘆の声を漏らした。