幼なじみ恋愛
「どっちに見えるっ?」


そう言うと
俊は私を抱き寄せた。


「えっ・・・
ちょっ俊!?//」


なんで私
抱きしめられてるの!?//


恥ずかしいから
離して欲しい!!//


軽くパニック状態の私を
目にも止めずに
れいなちゃんは
俊のことを見つめながら
問いかけた。


「・・・付き合ってるんですね?」



しばらく沈黙になった。
最初に
口を開いたのは・・・俊。


「ざーんねんっ!
付き合ってないよっ」


そう言って
俊は私を離した。


もう少し抱きしめて
ほしかったな・・・

って何考えてんの私っ!!//


「そうなんですか!?
よかった~っ」


ホッとしたように
れいなちゃんが
嬉しそうな笑顔を
俊に向けた。

れいなちゃん・・・
絶対俊のこと好きだ・ ・・


< 47 / 82 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop