幼なじみ恋愛
「な・・・んで?」


えっ?なんで?
ビックリしすぎて
思わず涙も止まったよっ。


俊には
れいなちゃんが
いるんじゃないの?


そんな疑問ばかりが
頭の中で
ぐるぐる回っている。

呆然と俊の顔を
見つめることしか
出来ずにいると、
今度は俊に抱きしめられた。


「俺も香奈のことが好きだよ。」


「でも・・・
れいなちゃんは?」


「は?なんで今
藤崎の名前が出てくるの?」


「だってさっき・・・」


抱き合ってたじゃない・・・


私の考えてることを
見透かしてるかのように
俊はさっきのことを
思い出しながら言った。


「あー・・・
さっきのは告白断ったら
『じゃあその代わりに
少しだけ抱きしめて』
って言われたから・・・」


えっ?そうなの?
じゃあそれって・・・


「私が勝手に
勘違いしただけ?」


「まぁ・・・
そうゆうことかな?」


「勝手に勘違いして
1人で暴走して泣いて・・・
なんかすごく恥ずかしいんだけどっ。」


「俺的には可愛かったから
別にいいんだけどなー。」


なっ・・・//
なんで俊はすぐに
そういうこと言うのっ!?//

「そっ・・・うゆうこと
言わないでよ・・・//」


「そんなに照れられると
こっちまで
照れてくるからやめて//」


赤くなった顔を隠すように
俊がもう一度
抱きしめてくれた。
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