幼なじみ恋愛
あの・・・
ちょっと長くないですか?


いつものキスとは
違う感じの・・・
大人のキス。


だんだん
苦しくなってきた。


「ん・・・
しゅ・・・ん・・・
苦しっ・・・」


軽く俊の胸を
叩きながら言った。


そうすると俊は
やっと唇を離してくれた。


「ぷはっ・・・
苦しかったー・・・」


「香奈ほんっと
可愛いんだけどっ。」


俊はさっきの泣きそうな顔は
どこってぐらい
満足そうに笑ってる。


こっちはすっごい
苦しかったんですけどっ!


「しゅっ俊・・・
キス長いよっ!//」


「だって・・・
足りないんだもんっ!」


そんな無邪気な顔で
言われると困る・・・。


「・・・たっ
足りないんだもんって・・・//」


「今みたいな顔っ!//
俺以外には絶対
見せちゃダメだからね!」


「えっ?なんで?」


今みたいな顔
ってどんな顔?


「なんでも!
じゃあもう遅いから
帰ろうっ!」


「うっうん」


「じゃあまた明日ね?
おやすみっ。」


俊は私の頭を
ポンっと撫でてから
家の中に入った。
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