幼なじみ恋愛
放課後、
俊は日直で日誌とかを
書いてた。


まだ少し時間が
かかるみたいだったから
私は自分の教室で
待ってることにした。


それにしても・・・
眠い!


昨日そんなに
遅く寝たつもり
じゃないんだけど・・・


窓の外に
見える夕焼けが
やけに眠気を誘う。


あー・・・
ヤバいかも・・・


睡魔が・・・
もう限界・・・。


「スー・・・」


俊を待ってるんだから
寝ちゃいけないって
わかってたのに
私は眠りについてしまった。


「香奈ちゃん?
寝てるの・・・?」


「・・・んぅ・・・
スー・・・」


「無防備すぎでしょ・・・//」


チュッ


この時の私は
とってもいい夢を
見てたんだ。


ふわふわーってしてて・・・
俊と一緒にいる夢。


だから唇に感じた温もりも
俊のものだと思った。


「・・・ん・・・
しゅ・・・ん・・・スー・・・」


「っ-!
・・・ごめんね?」


寝ていた私には・・・


この時、片岡先輩に
キスされてたことなんて
わからなかったんだ。


これを・・・
俊に見られてたことも。

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