こちらミクモ探偵事務所5
「そしたらチーが来たんですよ。その後すぐに、羽兎さん達が。そして、破裂音が聞こえてきたワケです」
「うん!後半部分は私たちと同じですね。じゃあ、次は私の番!」
羽兎は被っていた帽子を取り、手の上で弄ぶ。
そして、ゆっくりと話し出した。
「ご飯食べ終わった後は、紘子ちゃんと部屋にいたんだ。
で、話し込んじゃってら11時頃にお風呂に入ったんだよ!」
「えらい遅いな」
「うん!ホントはシャワーにするつもりだったんだけど、せっかくだからって紘子ちゃんがお湯張ってくれたんだ。
そんなことしてたら遅くなっちゃって」
「なるほど……」