【完】校内1のイケメンに恋をした!! 3


「た、大雅さん…?」

「真由ちゃんさぁ、俺の彼女になりなよ」


「え!? いや、あのっ…た、大雅さんには綾ちゃんが居るじゃないですか…!!」

「でも、キミと居る時間の方が長いからね」


携帯をテーブルに置いた大雅さんが、スッ…と私の背中に手を回す。


「…っ……」


そしてそのまま、勢いよく引き寄せられ…、

息と息がぶつかる位置で、大雅さんが私を見つめてる。




「俺はずっと、キミのことが好きだった」

「えっ…」


それって…、 え…ちょっ…、あっ…。




「俺の女になりなよ」

「た、大雅さんっ…」


私たちの距離が、また近づく。




「俺がキミを幸せにする」

「…っ……!!」




大雅さんの、唇が…――、








「…なんてね」






――…えっ?

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