【完】校内1のイケメンに恋をした!! 3
「アイツ今日帰ってこないと思うけど、お前はどうする?」
「…っ……」
耳元で放たれる言葉に鼓動が速まり、全身が熱くなる。
「たまには一緒に風呂でも入ろうか?」
「…っ……あ、あのっ…そんなことよりも、最近お仕事どうですかっ…?」
「うわ、そんなことよりってひどくない?」
「だ、だって…!」
急にお風呂とか言われたら、上手く返せるはずがないよっ…!!
「…ったく、お前はほんと、いつまで経っても変わらないよなぁ」
「ど、どういう意味ですかっ…!」
「ガキ。 こんなんでいちいち顔赤くすんな」
「…っ……」
スッと顎が引き上げられて、すぐ近くで目と目が合った。
直後…――、
「いい加減慣れろ」
「…んっ……」
――…甘いささやきと共に唇が触れ、舌と舌が絡まり合う。
「顔、また赤くなってる」
「…赤くなるな、って方が無理です…」
「仕方ないなぁ、じゃあもっと赤くさせようか」
「…馬鹿…」
…でも、
大好きです…。
…
……
………