孤独な最強姫Ⅲ
その瞬間、龍兔が私を引っ張る。
私は簡単に龍兔の腕の中に
すっぽりとはまってしまった。
龍兔「夢見てえだ」
「私も・・・」
健太「ここは気を利かせますか。」
「「「「「おう」」」」」
みんなが出て言った瞬間、
龍兔の唇が私の唇をそっと包む。
「んっ・・・」
龍兔が唇をはなし、
そっと私を見る。
龍兔「あー・・・
まじ振られるかと思った」
「私、前から龍兔のこと
すきだったよ。」
龍兔「え・・・?」
「だけど、言えなかった。
生まれてきたことが、罪だと
思ってたから」
龍兔「今はそんなこと思ってねえよな?」
「うん!!」