孤独な最強姫Ⅲ


龍兔「愛莉、頼れよ、俺を。」


「うん・・・
だけど、どうやって頼っていいのかわかんない」


それさえもわからない私は、
本当に面倒なやつだと思う。


龍兔「ふっ。
そんなの簡単だ。


思ってること全て俺に吐き出せ。
何かして欲しかったら
遠慮せずいえ。

不安になることがあったら
ぜんぶいえ。」


「いっても・・・
嫌いにならない?」


私はそれが一番不安だった。

いっちゃったら、
嫌われると思ってしまう。


龍兔「ならねえよ。

逆に嬉しい。」


「ほんと・・・?」


龍兔「あぁ。」






< 143 / 152 >

この作品をシェア

pagetop