君色。-kimi*iro-

「え………?」

「ちがっ、花火好きなのかなってっ!!」

バクバクと動き出した鼓動を抑えるように早口で告げた


「なんだぁ…。好きだよ、花火。」

にこりと笑いながら俺を見つめる悠紀に胸を締め付けられた


「………そっか。綺麗だもんな」

気づいてしまった自分の気持ち
けれど俺は浮かれる所か自分に




…………嫌気が差した

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