君色。-kimi*iro-

「それだけ、俺らを守ろうとしたんだろ…
お前は悪くないよ」

黒の中に光を灯せば光は見つかる

「お前は、俺らを助け出したんだよ」

喧嘩三昧だった俺らをさ……


こう君の口調はどんどんと小さくなっていき


とうとう、手を下げてしまった



「お前はさ、光が必要だよ。」

心を灯してくれる光がさ…


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