君色。-kimi*iro-

「………え…?」

「っ!!いや、何でも無いっ!!」

バッと口を覆って後ろを向いた


ドクンドクンド……

心臓煩い…煩わしい…

頬が赤くなってくる…熱が集まる

ギュッと目を瞑っていると


浴衣の袖を掴まれた








「……あたし、聞こえなかったんだけど」







「…は?…………………や、なっ何でも無いよっ!!」




頭を抱えたくなったけど…我慢して誤魔化してみる


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