君色。-kimi*iro-

悠紀は時々異常な位人に嫌われるのを拒む


「…嫌いになんかならないよ」

「………今はそれで我慢する…」

でも消えないでね。と悠紀は悲しそうに笑った

「……今日は、家行くから」

「うん……」

じゃああたし帰るねと悠紀が家を出ようとするから呼び止めた


「送る。」

「でも………」

「車、あるから」

キーを揺らしちょっと待ってってと自室に走った



俺って本当に…決意が揺らぐなぁ……

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