君色。-kimi*iro-

まさか、まさか………




そんなはずない…



だって……だって………



嫌な汗が流れる

「………大丈夫?」

「捺穂、寝てろ」

「…あら、茶芽さんいらっしゃったの?」

「あぁ、だから寝てろ」

「えぇ…。ぼく、本当に大丈夫?」

「……は、い…」

口は渇いてく、吐き気なんて引いていく
今は…自分の犯した罪に





苛まれた


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